【書評】コミュニティデザイン 人がつながるしくみをつくる

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書評
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図書コーナーに置いてある本を、スタッフ目線で書評(ブックレビュー)します。
コモンルーム中津は大阪北区のコワーキングスペース×シェアオフィス・レンタルオフィスです。無料ドリンク、電源、インターネット、複合機、会議室あり。梅田・大阪エリアからのアクセス便利!新登場の個室は24時間利用可能、個別エアコン付で月額3万円~の格安オフィスです。

著者:山崎亮

筆者は大学においてランドスケープデザインを学ばれ、2005年より勤めておられた会社から独立し、studio-L を設立され、現在京都造形芸術大学の教授として教壇にも立たれています。筆者が本作を製作するに至ったきっかけは、日本の無縁社会化が物理的な住宅の配置計画だけで片付く問題ではなくなり、人のデザインが必要になってきていると感じたためだそうです。現代における、コミュニティデザインという言葉の意味を自ら育てる必要性を実感されたことが大きな要因となっています。本書では、筆者が実際にコミュニティデザインを行ってきた事例と、その際感じられたことや学んだことが記載されています。その中で、いくつか印象に残ったものをピックアップしてご紹介致します。

★ひとりでデザインしない(あそびの王国 兵庫)
公園でプログラムを実施するコミュニティを作ることを計画。公園との関わり方を一新しただけでなく、遊びにきていた子供たちが成長して、プレイリーダーとして帰ってくるという構図も生み出し、新たなコミュニティを生み出した。

★つくるしくみをつくる(ユニセフパークプロジェクト 兵庫)
子供たちに、遊び場作り自体を遊びとして提案し、さらに世界の発展途上国などで起きている様々な貧困問題に目を向けるきっかけ作りの場にするものだ。組織に若いエネルギーが絶えず加わり、参加者が常に新鮮な役割を担うことが出来る。

★ひとりから始まるまちづくり(いえしまプロジェクト 兵庫)
家島町という、産業の衰退により人口が減少の一途を辿っている人口8000人弱の離島を舞台とし、まちづくりの提案を行った。まずは、島の人々に笑顔であいさつをし、地域の課題を探っていった。「探られる島」プロジェクトがスタート。毎年異なるテーマで島のガイドブックを作成した。じわじわと観光案内人を育て、じわじわと町民におもてなしの心を理解してもらう。

★まちにとってなくてはならないデパート(マルヤガーデンズ 鹿児島)
古くなったデパートを改装して作られた商業施設、マルヤガーデンズ。各階に「ガーデン」と呼ばれるオープンスペースを設置し、様々なプログラムを実施。「店員」「市民団体」「その知人」「客」という多種な主体が混在する場所が生まれ、新たなデパートへ行く理由を生み出し、テナントとコミュニティとお客さんとまちを繋げる役割を果たしている。

本文でもお話しされていますが、「ゆっくり進めること」が大切だということ、ゆっくり進めることで周囲の気持ちをじわじわ理解し、また徐々に受け入れてもらい、最終的には、その地で、自分が必要のないようにコミュニティを育てて去っていく。今までに聞いたことのないようなコミュニケーションのはかり方でしたが、そのどれもが、遠回りなようで、実は的確なものなんだなと、読み終えてから強く感じました。

「レンタルオフィス」内覧会

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【内覧時間/平日9:00~20:00 土曜9:00~18:00】
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