【書評】MISSION ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由

Category
書評
DSCN2101

コワーキングスペースの図書コーナーに置いてある本を、スタッフ目線で書評(ブックレビュー)します。ビジター利用は90分500円から。本を読む、仕事をする、勉強する、打合せ・・・、様々な用途でご利用できます。フリードリンク付き、貸会議室もあり。お気軽にお越しください!

著者:岩田 松雄

経歴:元スターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者。リーダーシップコンサルティング代表。

スタッフの谷口です。

5月に入って、個人的に怒濤であったゴールデンウィークも終わり、気分はのほほんとしていた時期に「書評を書いてみない?」と提案されたのがこの書籍。帯にはど〜んと、

「僕たちは、何のために働くのか」

働くことの根源を聞くこの問いに、正直ビビリました。書籍も経営書も好きですが、テーマが大きいことにビビらずに、堅くならないように、気をつけて…意識して…うん。出来る限り頑張ります。さて「MISSIONミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由」は、序章と終章も含むと全9章で構成されてみます。全9章を大きく分類すると3部構成に分けることができます。岩田さん自身が過去の経験からどのようにミッションを見いだし、ミッションを意識し仕事や生活をしているのかが書かれています。

 【序章】テーマと内容の提示

「価値を生み出しているのは、火花が散っている瞬間だけ」

私なりの解釈をすると、物であれ、人であれ、「何かと何か、別々だったものが、接触をして新たな形に形成されようとしている瞬間に価値が生み出される」その瞬間のことを、岩田さんは「火花」と、スターバックス創業者のハワードさんは「スメル(smell)」と例えます。岩田さんはミッション、日本語で言う使命は自分で見いだし、考えてこと価値があると述べています。

【1〜4章】岩田さんの経験談

1〜4章は岩田さんが実際に出会い、見て、聞いて、体験して…。彼のこれまでの人生を通してどのように「ミッション」を見出したのかエピソードとともに過程が書かれています。1章はスターバックスで起きたエピソード、岩田さんが実際にサービスを受けたエピソード。2章は、スターバックス以前に働かれていたザ・ボディショップとアニータ・ロディックとの出会いと彼女を通した経験。3章はハワード・シュルツとの出会いとスターバックスでの経験。特に気になったのは1章のスターバックスで起きたエピソード。ここでは5つ紹介されています。

その一つがシナモンロールのお話。心臓移植のためアメリカに経つ女の子がスターバックスの大ファンだったことが話の始まり。彼女はそこで働くパートナー、いわゆるスタッフに働きぶりに憧れを抱き、一緒に働きたいというささやかな夢を持っていました。しかし、病気のためアメリカに行くことが決まり、彼女は前日に、「出発の朝にいつものお店の、焼きたてのシナモンロールが食べたい」とわがままを言いました。彼女の父親はそのパートナーにお願いします。そして出発の朝にその方が最寄りの駅に焼きたてのシナモンロールと手紙を持ち、見送りにきたというストーリー。

サービス業経験者だとより理解していただけるかと思いますが、普通この対応は難しいどころか無理な話。出来ることと、出来ないこと。この境界線はどこかで線引きをする必要のあることです。スタッフという枠の中だけではなく、人としての行動。エピソードに言葉以上の、スターバックスの神髄が現れて来ているのではと思います。

【5〜7章・終章】「ミッション」を生み、育む術

さて、5〜7章はミッションを作るヒントから、いかにミッションを実行していくのか習慣から、時間の使い方、勉強の方法、読書の仕方まで具体的な行動術が紹介されています。5章がミッションを作るヒント、6章がミッションを実行するリーダーの習慣、7章がミッションを育てる時間の使い方、勉強の方法、読書の仕方。全てを紹介すると長くなるのと、人それぞれこの方法が合う合わないがあると思いますので、自身が気になったことをいくつかまとめます。

■働き方を考えるのではなく、働く目的を考える(5章)

うん。そりゃそうだ。目的ありきの方法論なのでそれが逆転するのは本末転倒。だけれども、時にはゆっくりと目的と方法が一致しているのか自問自答が必要だと肝に銘じました。

■「自分はまだまだ」の気持ちが成長を加速する(5章)

謙虚に自分自身を分析することは大切。そして、より高みを目指す向上心はもっと大切。

■背景と意義を必ず説明する(6章)

個人的に意識をしています。行動に至るには理由がある…私自身が、指示を受ける立場のときに行動やお願いだけだと「きょとん」となる瞬間があります。どんな意図で、どんな効果を狙ってするのかを明確にすると、行動を「理解」できます。

■会議は2時間以内と決める(7章)

私の経験上も長い会議に生産性はありません(笑)

 

大阪での起業拠点におススメ!コモンルーム中津

sl__MG_0004sl__MG_0051-Edit

コモンルーム中津には、フリーランスや個人事業主のメンバーがたくさん集まっています。コワーキングスペースは90分500円~の格安価格でビジター利用可能!「起業」や「社長」の雰囲気を、体感しに来てみませんか?

  • リーズナブルな価格で起業できるコワーキングスペース【2F】
  • 専用席に、コンピュータや荷物を置けるシェアオフィス【3F】
  • 24時間利用できる個室のレンタルオフィス【4F】
  • 5名前後で利用できる個室のレンタルオフィス【5F】…2015年6月オープン
  • 30~40名用のセミナールーム【6F】…2015年6月改装リニューアル

用途や予算に応じて、利用するスペースを選べます。ステップアップ(ダウン)もしやすいので、安心ですね♪
本を置いているコワーキングスペースは90分500円~のビジター利用も可能。
お気軽にお越しください。