【書評】ひとり仕事術 時間管理編

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書評
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図書コーナーに置いてある本を、スタッフ目線で書評(ブックレビュー)します。今回の書評は「ひとり仕事術 時間管理編」です。小説からビジネス書まで様々な本を取り揃えております。ビジター利用は90分500円から。フリードリンク付き、貸会議室もあり。各種イベント・セミナーも随時開催しておりますので、お気軽にお越しください!

「ひとり仕事術 時間管理編」 中本千晶

スタッフの谷口です。告白しますと、私は4足のわらじを履いております。コモンルーム中津に、某文化施設でお客様案内やチケットテイクなど、アート系団体の理事、フリーでアート系のイベントやワークショップの企画と運営など。良く言われるのは「谷口さんは何をしてるかわからない」、友人からは「彩ちゃん(私の下の名前です)は常に忙しいイメージ」になっているそうな。

一番気をつけているのは睡眠時間の確保と、休日の取り方。身体とともに、集中力を使う仕事も多いため、疲労がたまると仕事の質も悪化。ここはしっかりと確保をするようにしています。そのため、日々のスケジュール管理は時間だけではなく、バランスを考える癖がついています。…が!実はここ最近詰め込み過ぎ?!と感じ始めた今日この頃。

そんなとき、書評を書くべく、本を選んでいるときに目にとまったのがこの本でした。それでは、はじまり、はじまり。

【プロローグ】ひとり仕事は「スローワーク」

時間とうまくつきあうための七色法則は次の通り。

①「時間の主人」ではなく「時間と友だち」になる(距離感を大切に)
②ラテン系でいこう(毎日充実したプライベートに、好きで納得できる仕事にこだわるイタリア人が手本とのこと)
③ロハスと「ひとり仕事」との蜜月関係(自分の健康と自分のペースを大事にする仕事との付き合い方)
④質の高い時間が結果として収益を生む
⑤本当はストイックなひとり仕事人
⑥「より良い仕事」のためにすべての時間を使う
⑦「自分で決める」の積み重ねである

【PART1】ひとり仕事の1日

この著書はアンケートでひとり仕事をされている数十人からの回答を基に書かれています。 PART1では、1日の時間の使い方、空間(働く場所)、気分の切り替え方などにスポットを当てています。さてさて、私が気になったのは、1日の時間の使い方と、働く場所についてです。

労働時間の調整は仕事の量、業種などにより異なるかと思いますが、みなさん6~12時間とがっつりと仕事されている様子。私は、コモンルーム中津に、某文化施設の仕事以外では、仕事と仕事の合間や移動時間にちょこちょこと時間を作って、書類作成や連絡を取るようにしています。スタンスとして、頭の切り替えができなくなるために、家に仕事をあまり持ち込みたくないと思っています。この著書のアンケートでは、自宅がオフィスの方がなんと82%!自宅とオフィスが別の人は16%にとどまりました。自分の生活に合わせた働き場所を選択ができるのも、ひとり仕事ならでは。

コモンルーム中津で働き始めて、家に仕事をあまり持ち込みたくない私は、カフェよりも静かで集中できたり、電源や無線LANもあり、ひとり仕事をされている方も多いので情報収集などに繋がるコワーキングスペースで仕事をするメリットを強く実感しています。実は、ここの仕事終わりに、こそっと居残って他の仕事することもしばしばです。

【PART2】ひとり仕事の1週間

PART2ではインプットとアウトプットの仕事の割合や、掃除・資料整理・事務作業の割合、情報収集や人脈づくりなどの時間、振り返りの時間、休日の取り方などのバランスをどう取っているのかにスポットを当てています。

すごい!と思ったのは、インプットとアウトプットの仕事の割合。みなさんはどれくらいの割合でしょうか。私は実はインプット8:アウトプット2です。この本の中ではインプットは2~5、アウトプットは8~5なのです。

あと気になったのは情報収集や人脈づくり。常にアンテナを張って、情報収集に努めている方、自分と波長の合う方に絞って関係性を作られる方、週に何回、月に何回と決めて集中的にイベントや講座に参加される方。色々な方がいらっしゃります。自分自身にあった方法を見つけることが大切ではと思いました。

【PART3】ひとり仕事の1年間

PART3では、年間の目標を立てるかどうか、長期休暇、収入管理、「学び」の機会を取るか、10年後を考えることなどにスポットを当てています。気になったのは、「学び」の機会を取るかということ。仕事を持ちつつ、どのように「学び」の機会を作り、仕事につなげていくのか、皆さんはどのようにしているのだろうかと興味を持ちました。通信制の大学に行っていますという方、大学の講座に参加される方、ボランティアをされる方、本を積極的に読む方など多様な形で学びの機会を作っているとのこと。

私も博物館学芸員の資格を通信で取得しましたが、仕事や他の用事などの時間を縫って課題に取り組んだり、試験・実習の時間を確保するだけで時間と労力の確保が大変でした。覚悟がいることを痛感しました。でもインプットの時間は本当に重要です。

大阪のコワーキングスペースなら『コモンルーム中津』!!

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コワーキングスペースは、【予約不要のビジター利用】/【月極利用のメンバー利用】から選んで、スペースを利用することができます。TEDやアートの鑑賞会、読書会などの学びを得られるイベントを開催することも。専用のデスクを利用できる「シェアオフィス」、個室の「レンタルオフィス」貸会議室も併設。大阪の居心地の良い協働ワークスペース「コモンルーム中津」に、どなた様でも、お気軽にお立ち寄りください。

【ビジター利用について】
営業時間:平日9:00~20:00/土曜9:00~18:00
利用料金:90分500円/3時間1000円/1日利用1500円