関西の風習、地蔵盆。

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スタッフブログ
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大阪市北区のコワーキングスペース×シェアオフィスのコモンルーム中津はビジター利用は90分500円から。今回のブログは前回の二十四節気のブログ内でお伝えしきれなかった地蔵盆についてです。関西では割と有名ではありますが、知っているようで知らない日本の風習をご紹介します。参考になさってくださいね〜!

みなさんこんにちは、高松です。
さて本日は二十四節気のページでも少しお話した関西の人にはお馴染み、関西以外だと意外と知られていない日本のイベント、地蔵盆についてお知らせしようと思います。
前回のブログ内でお知らせするつもりが思いの外長くなってしまいましたので今回のブログでお知らせさせていただきます。
みなさんはどちら出身ですか?
私は生まれも育ちもなんなら親も神戸出身なので、していない地域があるなんて思ってもいませんでした。
関西以外でも一部北陸などで開催している地域もあるようですが、やはり全国的に見るとマイナーなイベントのようです。

地蔵盆

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聞いたことないという方も中にはいらっしゃるでしょう。
これは街中にポツポツと祠を構えて祀ってあるお地蔵さんの綺麗にするイベントなのです。
そして、この地蔵盆のメインターゲットはこどもです。
お地蔵さんはこどもの守り神だと言われているそうです。
幼くして(親より先に)亡くなったこどもは三途の川のほとり、賽の河原(さいのかわら)で石を積んで仏塔を作り功徳をつんで成仏をすると言われています。
しかし、親より先に亡くなるということは親を悲しませるため罪深いと考えられ石を積んで仏塔を作るのですが、鬼がやってきてその仏塔を壊してしまうのです。
そんな風にこどもが鬼にいじめられないようにお地蔵さんがこどもと一緒に石を積んで成仏させてくれるという謂れから、お地蔵さんは子どもの守り神とされ、各所にお地蔵さんが作られ、祀られています。
京都発祥の地蔵盆ですが、関西地方では今でも盛んにおこなわれ逆に関東ではほとんど見られない風習なんだそうです。
地域によって少しづつ違うようです。
基本的に地蔵盆とされる時期は8/23・8/24のあたりなのですが、その前後の週末に行う地域が多数です。

京都

やはり発祥の地とされている京都は昔ながらの習慣で地蔵盆を執り行っているようで、お地蔵さんの周りだけでなく、個人宅のガレージなどでも提灯を燈したりするそうです。
他にも、町内に吊るす大行燈や、家の軒先や玄関先に飾る小さな行燈なども今なおたくさんの地域で行われているようです。
2~3日に渡り行う地域が多く、お化粧やお地蔵さんの象徴ともいえるまえだれの付け替え、お説法はもちろん、数珠回しや福引、盆踊り、金魚すくいやスーパーボールすくいなどの屋台と地蔵盆のフルコンプリートで行っているところが多いようです。
こどもの名前の入った提灯の他にも、青竹ののぼりを立てる地域もあります。

大阪

こちらは京都の隣ではありますが、京都ほど大々的には行われていないようです。
特に都市部では大型マンションが建ち並んだことにより、祠が減少していることも関係しているようです。市内でも天王寺周辺では盛んに行われているようで、お寺が境内を解放し盆踊りやくじ引きを行うところもあるそうです。
天王寺周辺は駅の近くはビルや百貨店なども見られますが、少し路地を入ると民家や昔ながらの雰囲気を残している地域が見られるのでその影響もあり、地蔵盆も盛んに執り行われているのかもしれませんね。

兵庫

少し京都から離れてはいますが、まだ地蔵盆の習慣が根付いている地域です。私は地蔵盆=お接待(おさがり)がもらえる!というイメージしかありませんでした。
もはや日本版ハロウィンという勢いで友達とお地蔵さんのあるところを巡り、お菓子を貰っていました。
小さいころは母と親戚の家の近所の湊川神社周辺(兵庫区や長田区が最も盛んだそうです)へ遠征にも行った記憶があります。
地蔵盆についてそこまで詳しく知らないうちはただただお菓子のもらえるイベントくらいにしか捉えていなかったくらいお菓子がもらえます!
地元の小学校はこの時期に盆踊りが開催されていたので今思えば地蔵盆の盆踊りだったのかもしれませんね。
おさがりのことをお接待というのも神戸ならではなようです。
神戸の中心市街地に当たる三宮センター街のビルの間にあるお地蔵さんでもこの時ばかりは写真に載せているように提灯が飾られ地蔵盆の準備が行われています♫
神戸市外であれば西宮もお地蔵さんが盛んな地域だそうです。

和歌山

執り行っている地域はあるものの、京都・大阪・兵庫と比べると小規模なようです。
地域のコミュニティごとにされているというイメージで、大掛かりなものではないものの提灯が飾られ、子供たちにはお菓子が配られ金魚すくいなどのイベントがあることが多いようです。
地蔵盆を実施していなかった地域に住んでいる人にとっては関東同様になじみのないものかもしれません。
和歌山はコモンルーム中津のスタッフ瀧本の出身地でもあるため聞いてみたのですが、地蔵盆は行われていなかったそうで初耳だそうです。
代わりに秋に獅子舞が出てくるお祭りがあるようで、そこでお菓子がもらえるとのことでした!
獅子舞に頭を噛んでもらうと賢くなるのだとか。

奈良

京都と並び古都と称されることの多い土地です。
もちろん、京都同様に古くからの行事が残っているようです。
最近、おしゃれなカフェやご飯屋さん、雑貨屋さんが多く軒を連ねる奈良町にも地蔵盆があるようです。
ただ、私が知っている地蔵盆は大人は小さい子に付き添っているくらいで友達で回ったり、兄弟・姉妹で回ったりしている光景が多いのですが、大人や年配の方も多いのかなという印象があり、地域の人たちのお祭りという印象でした。
地域が変わると結構違うものですね〜!

 

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いかがでしたか?
関西在住の方でも地域によってはご存知でない方もいらっしゃると思います。
そして、その土地土地でやり方が違うというのも今回初めて知りました。
しかし、日本古来の文化には少しでも残っていてほしいなと思う気持ちもありました。
また知っていると面白い日本の風習の行事があればお知らせさせてもらいますね。
ではまた9月初めの二十四節気のブログをお楽しみに〜♫